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About “SHIROITO” シロイト刺しゅうとは?

About “SHIROITO”

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“SHIROITO”

“SHIROITO”

シロイト刺しゅうとは?

シロイト刺しゅうとは?

白糸刺しゅう、
その魅力とは?

白い布・白い糸のみで美しさを編み出す“多彩さ”

白糸刺しゅうは、ヨーロッパの伝統刺しゅうとして発展してきました。他の刺しゅうとの最も大きな違いは、白い布に白い糸で刺すこと。布そのものに穴を開けたり、布から糸を一本一本抜き取ってスペースを作り、レース模様のようなステッチを入れる技法が使われることが多いのも、白糸刺しゅうの特徴です。白一色のなかに多彩な美しさが感じられるところに、作り手はもちろん、見る人の心を捉えて離さない魅力があります。

白糸刺しゅう、
その魅力とは?

白い布・白い糸のみで美しさを編み出す“多彩さ”

白糸刺しゅうは、ヨーロッパの伝統刺しゅうとして発展してきました。他の刺しゅうとの最も大きな違いは、白い布に白い糸で刺すこと。布そのものに穴を開けたり、布から糸を一本一本抜き取ってスペースを作り、レース模様のようなステッチを入れる技法が使われることが多いのも、白糸刺しゅうの特徴です。白一色のなかに多彩な美しさが感じられるところに、作り手はもちろん、見る人の心を捉えて離さない魅力があります。

白糸刺しゅうの世界を解す

辿ってきた歴史、つくる時間、暮らしに溶け込む表情…白糸刺しゅうの魅力をさまざまな側面から解き明かします。

Profile

デンマーク在住。刺しゅう家。
2009年スカルス手工芸学校留学しヘデボーを学ぶ。2012年〜2017年まではパリ在住。
ルサージュやフランスの白糸刺しゅう教室で刺しゅうを学ぶ。

Point 01

History

西洋の歴史のなかで
育まれてきた白糸刺しゅう

元々は西洋の王室貴族の洋服やハウスリネン、教会の儀式で使われる祭壇幕等に、権力を誇示する目的で用いられたと言われます。18世紀以降には大量の綿が流通し、一般家庭でも気軽に白糸刺しゅうを刺せるように。最盛期を迎えた18-19世紀には、多くの技術が発展を遂げましたが、近年では本場・ヨーロッパでも技術の担い手が不足し、消滅の危機が訪れています。現代において白糸刺しゅうに挑戦することは、カルチャー存続の一端も担っています。

Point 02

Hardship

時間も技術も要するからこそ、
ハッとする美しさが生まれる

白一色で美しさを生み出すのは、ごまかしがきかない分、難しさもひとしおです。刺すまでの下準備にまず時間がかかり、いざ刺し始めてからも思うようには進みません。しかし、没頭している時間そのものに楽しみがあるのが、白糸刺しゅう。苦戦している時には想像もつかないですが、完成した際にそれまでを振り返ると、他に代えのきかない喜びがあります。つくる時間そのものを楽しむ感覚を、ぜひ多くの方に知っていただきたいです。

Point 03

Beyond handicrafts

「手芸」の枠を軽々と飛び超え、
暮らしに長く寄り添うものへ

長い時間を経て完成した後、暮らしのなかに自然と溶け込んでいくのもまた、白糸刺しゅうの魅力です。光が反射して部屋を明るく照らす瞬間や、太陽の光の変化に応じて白の色味も変化すること、生まれた影の模様、手に取った時の温もり。立体物として長く愛でる楽しみがあります。ふとした瞬間に目に入ると、なんだか頑張って完成させることのできた自分を肯定することもできたり…白糸刺しゅうが暮らしにもたらす喜びは、無限大です。

日常に飽きていませんか。
世の中「わかりやすく」「簡単」なものに溢れ、
どこか手間のかかることから遠ざかっていくように感じます。

白い布・白い糸だけで構成する白糸刺しゅうは、
ごまかしがきかない分、決して簡単とはいえません。
しかし、難しいからこそ、残していく価値があります。
白糸刺しゅうに挑戦し、楽しむ人が増えること。
それが、消滅の危機にあるカルチャー継承の一端を
担うことにもつながると、私は信じています。

この想いに共感してくださる方。
ぜひ完成した作品を愛でる時間を楽しみに、
一緒に、自分のペースで挑戦してみませんか。

白糸の可能性を、
より多くの人と味わいたい。 パントン久美子

Profile

デンマーク在住。刺しゅう家。
2009年スカルス手工芸学校留学しヘデボーを学ぶ。2012年〜2017年まではパリ在住。
ルサージュやフランスの白糸刺しゅう教室で刺しゅうを学ぶ。

Book introduction

著本紹介

 WHITEWORK ヨーロッパの白糸刺繍技法より

WHITEWORK
ヨーロッパの白糸刺繍技法より

ホワイトワークはリネンの布と白糸を使った伝統刺繍。ヨーロッパ各地で習得した、プルスレッドワーク、ドロンワーク、カットワークなど、繊細な手仕事から生まれる優雅なデザインと技法を紹介しています。デンマークのヘデボのほか、イタリアのレティチェロ、ドイツのシュバルムも。シンプルなステッチで刺せるものから、少し凝ったデザインのモチーフまで、さまざまな技法を取り入れた作品と基本のテクニックを掲載。

WHITEWORK
ヨーロッパの白糸刺繍技法より

ホワイトワークはリネンの布と白糸を使った伝統刺繍。ヨーロッパ各地で習得した、プルスレッドワーク、ドロンワーク、カットワークなど、繊細な手仕事から生まれる優雅なデザインと技法を紹介しています。デンマークのヘデボのほか、イタリアのレティチェロ、ドイツのシュバルムも。シンプルなステッチで刺せるものから、少し凝ったデザインのモチーフまで、さまざまな技法を取り入れた作品と基本のテクニックを掲載。

Company’s profile

会社情報

  • 会社名

    シロイト株式会社 Shiroito Co.,Ltd

  • 所在地

    東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山1214号

  • 電話番号

    070 8521 8079
    ※電話でのお問い合わせの対応はできかねます。
    お問い合わせはメール、またはフォームにてお願いいたします。

  • 代表取締役

    パントン久美子